アルバニア語学のコーナー

1 アルバニア語とアルバニアについて(↓双頭の鷲をクリック)


2 アルバニア語の学習教材について

2-A 入門書・会話書
 外国人用教材として、アルバニア国内で良い教科書が出版されています;

  Gjovalin Shkurtaj & Enver Hysa: Gjuha Shqipe (për të huajt dhe shqiptarët jashtë Atdheut). Toena, Tiranë 1996 

 日本語で読めるものは次の3冊です;

 英語では次のものが最も新しく、容易に入手できます;

 ドイツ語では次のものが良くできています;

 フランス語では多くの入門書が出版されていますが、例えば次の会話書など、内容も新しくて詳しいと思います;


2-B 辞書
 さて辞書ですが、英語ができる方には;

 ドイツ語ができる方は、現時点で最も優れたアルバニア語・外国語辞典を利用することができます;

 フランス語ができる方にもいい辞書はあります;

 イタリア語で書かれた辞書は数世紀前からたくさん存在します。新しいものは;

 スペイン語で書かれた辞書はあまり出ていません;

 現代ギリシア語ができるという奇特な(失礼)方も、アルバニア語の学習では有利です;

 旧ユーゴスラヴィア関連の研究や仕事をしている方はセルビア語ができるはず。そんな方にもよい辞書があります;

 更に、アルバニア語をアルバニア語で学びたいという一大決心をされるかも知れない方のために、最高級の国語辞典を紹介しておきましょう;


2-C 文法書
 文法書は初級から高度に専門的なものまでいろいろありますが、代表的なものをあげておきましょう。まず英語ができる方には;

 ドイツ語ができる方は、辞書と同じく、現時点で最も優れたアルバニア語の記述文法を読むことができます;

 更に、アルバニア語で書かれたものは数多く存在しますが、新しいものから次の4冊をお薦めしましょう。特に最初の2冊は研究者必携です;



3 アルバニア語の書籍を入手するには?

 アルバニア語の書籍が日本の洋書店で扱われることは、残念ながらほとんどありません。旧「ソ連・東欧」の出版物専門店としては下記の書店が有名ですが、たまに辞書が置いてあったりすることもあったりするかもしれません。

 アルバニア国内の出版物は、ティラナにある下記の書店から購入することができます。新刊書のカタログもここで手に入ります。

 ロンドンにある下記の書店では、アルバニアを含む東ヨーロッパ各国、またアジア・アフリカ諸国の出版物を通信販売しています。新刊だけでなく、古書の品揃えにも見るべきものがあります。

 ミュンヘンにある下記の書店では、アルバニアだけでなく他のバルカン諸国の出版物も購入できます。新聞・雑誌など定期刊行物の購読注文も代行してくれます。

 同じドイツでは、ケルンにある下記の書店でもアルバニア+他のバルカン諸国の出版物を扱っています。

 同じドイツのヴィースバーデンにある下記の書店では、言語学や民俗学など専門度の高い文献が中心です。

 この他アルバニア語の小説やその翻訳(主に仏・独・英)、アルバニア語とアルバニアの歴史・文化・政治に関する文献(ア・仏・独・英・伊・露・日)、辞書、文法書については井浦宛にお問い合わせ下さい。