(使用教室) 262番教室(2号館6階) Mi. 10:40~12:10 s.t.
この授業で学べるのは、単に「ドイツのことば」ではない。ヨーロッパ全域で2番目(9千万人)、EU(欧州連合)圏内で最も多くの人が話すことばである。ポーランド、ハンガリー、ルーマニア(トランスィルヴァニア)、チェコ、スロヴァキア、スロヴェニアやクロアティアなど中部・東部ヨーロッパでは時に英語よりも通じ、ベルギーの東部(ユーペン)、イタリアの南ティロル(アルト・アディゲ)、ルクセンブルク、リヒテンシュタイン、スイス、オーストリア(オーストラリアではない)の公用語でもある。ドイツ語の知識は、ヨーロッパ大陸からの情報を直に得ようとする人、ヨーロッパから何かを学ぼうとする人々の強力な道具となる。
前期はつづりと発音の規則から始めるが、これは英語ほど不規則でなく、1回で終わる。慣れてしまえば、英語のように辞書でいちいち発音を確かめなくても初見のドイツ語が音読できるようになる(あくまで『音読できる』だけだが、それはそれで楽しい)。次に動詞の人称変化を学び、名詞・冠詞に「性」の区別や、日本語のテニヲハにあたる「格」の変化があることを学ぶ。はじめの肝腎なところだから、毎日20~30分でも復習すること。わからないことは授業中でも沈黙せずに質問すること。
後期では前置詞の用法、過去形・現在完了形・分離動詞・不定詞などを学び、余裕があれば、受動態、関係代名詞、接続法も練習する。文法事項そのものは英文法で(ほぼ)おなじみだが、逆に言うと、授業内容を十分消化するためには、高校までの英文法を相当に復習しておくことが望ましい。説明にはOHPやビデオ、ドイツ語圏にちなんだ品々も活用する。パソコンによる学習にも触れる。
今後、英語や英米文学を専攻しようとする人は、ドイツ語と英語の相違を考えてみるのもいい。教育・福祉を学ぼうとする人には、日本ともアメリカとも異なるドイツの教育・社会保障制度を授業で紹介する機会もあるだろう。日本語や日本文学の方面へ進もうとする人にも、自分の母語を客観的に深く分析する上で、複数の外国語の知識は不可欠であろう。
(教科書) 「ドイツ語ってすてきだ!」(CD付き 三修社 ¥2400)
本文の日本語訳もあります → こっち
基礎ドイツ語【月刊】(三修社 ¥1143) 創刊70年、日本で唯一のドイツ語学習専門雑誌。ドイツ語とドイツ関連情報が満載。2001年度からは「『文法参考書』から『使えるドイツ語』に向けて」構成が一新されました。毎月読んでおけば、授業に出なくても(!)試験でかなりいい線イケるでしょう。おまけに毎号の懸賞問題に答えると、ドイツに行けるかも知れない。今なら年間購読料7000円(42% off!)。別売CDもあり(年間10000円)。
英語がわかればフランス語はできる!【CD付き】(駿河台出版社 ¥2000) 私の授業を履修したためにフランス語が受けられなくなっちゃった気の毒な方にこの本を紹介しましょう。すべての例文に英訳がついて、ひたすら「仏―英」対照の入門書。
こうすれば話せる中国語【CD付き】(朝日出版社 ¥2600) 私の授業を履修したために中国語が受けられ(以下同文)現地で生活する人を対象にしているので大変実践的。冒頭見開きの「本書でこんなことが言えるようになります」は圧巻。
フランス語の綴りの読みかた(第三書房 ¥1300+カセットテープ¥1500) フランス語って発音が何かわかりにくい、あのボジョボジョボジョボジョ…としたのが難しい、という人にこの1冊。文法の説明なんぞ一切なし。最初から最後まで綴りの読み方の練習、それだけ。
(インターネット編) 「ドイツ語文法レファレンス willkommen 3.0+」(http://www.law.kyushu-u.ac.jp/~taiki/wilk/) 九州大学の Wolfgang Michel 教授と法学部の大学院生氏が作ったオンラインドイツ語参考書。インターネットで(しかも日本語で)読めるドイツ語文法の解説としてはおそらく最もよくできている(ちなみに私は大学時代 Michel 氏にドイツ語を教わったのですが、だからって依怙贔屓してるわけじゃないよ)。「ドイツ語文法解説」をクリックすると本文が読めますが、その前にある「はじめに」もぜひ読んで欲しい。
※1999年度講義概要と2000年度講義概要の中でも、いろいろな本を紹介しています。どうぞご覧下さい。
お知らせ 「外国語の水曜日」と「基礎ドイツ語」4月号は新学期の教科書販売時に展示・即売します。入荷部数に限りがありますのでお早めに! |
(評価方法) 主に筆記試験
(使用教室) 262番教室(2号館6階) Mi. 13:10~14:40 s.t.
ビデオ付き教科書を利用し、さらに具体的なドイツ語の表現を身につけよう。「世界遺産」に登録されているドイツ語圏の都市(アーヘン、ケルン、リューベック、ヴィッテンベルク、ヴュルツブルク、ヴィーン、ポツダム、ヴァイマール)に加えローテンブルクとベルリーンを、日本人とドイツ人の案内で見てまわる。これだけでもかなり楽しめるが、古くからの美しい町並みを守り、大量消費や過剰開発に距離を置くドイツ人の生活姿勢には、語学云々を離れて、学ぶところも多いだろう。
一応、井浦「ドイツ語I・II」を受講していることが前提だが、初歩の復習は常におこなうし、教科書もこれに対応しているので、今からやり直しても決して遅くはないことを強調しておく。
具体的には、動詞の現在・過去形・現在完了形、名詞の性、冠詞・代名詞・形容詞の格変化、形容詞の比較、前置詞、分離動詞、助動詞、不定詞が既習の事項である。本年度の学習事項のうち、まったく新しく扱うことになるのは「受動態」「関係代名詞」「再帰動詞と再帰代名詞(英語の『動詞+oneself』にあたる表現)」「接続法」など。「接続法」は英語の「仮定法」にあたる動詞の変化形で、この表現を身につけると「~だったらなあ」という願望を相手に伝えることができるようになる。
これらの文法事項を理解し、教科書の会話例を覚えた人は、短期の現地旅行なら十分に足りるドイツ語を身につけたことになるだろう。そこから先は、各自好みの方向へ進めばよい。
初級同様、他のビデオやOHP、条件が揃えばインターネットも利用する。授業に関する井浦のホームページへのアクセス、Eメールによる質問も歓迎する。
(教科書) 「ユネスコ世界遺産で学ぶドイツ語」(朝日出版社 ¥2200)
【ビデオも¥4800で購入できます。希望者は各自書店に注文するか、または井浦まで】
本文の日本語訳もあります → こっち
Lektion1 Herzlich willkommen
Lektion2 Aachen
Lektion3 Köln
Lektion4 Lübeck
Lektion5 Wittenberg
Lektion6 Rothenburg (ob der Tauber)
Lektion7 Würzburg
Lektion8 Wien
Lektion9 Potsdam
Lektion10 Weimar
Lektion11 Berlin (1.Teil)
Lektion12 Berlin (2.Teil)
(辞書)
これまでの授業に使用したものでよい。中級以上の学習用としては、次のものがある;
(評価方法) 主に筆記試験
ドイツ語Ⅰ
CD-ROMマルチアクセス独和辞典(三修社 ¥6800)
マイスター独和辞典(大修館書店 ¥3800)
独和辞典(郁文堂 ¥4200)
独和中辞典(研究社 ¥4000)
新現代独和辞典(三修社 ¥5000)
(参考書) ドイツ語Ⅰ・Ⅱの(参考書)欄を参照のこと。
2001年度前期講義日程
第1講/第2講/第3講/第4講/第5講/第6講/第7講/第8講/第9講/第10講/第11講/第12講/ 試験の前に
第1講(11.04.2001)
前期授業計画の説明。
①OPELのCMでドイツ語会話の第一歩を学び②インクリボンカートリッジの取扱説明書で世界の有力言語を知り③フランス語を学べばイタリア語やスペイン語やポルトガル語やルーマニア語を学びやすくなり、ドイツ語を学べばオランダ語やデンマーク語やスウェーデン語やノルウェー語(や英語)を学びやすくなるよ、という入門編。
ついでに言うと、ロシア語を学べばポーランド語やチェコ語やスロヴェニア語やセルビア語やブルガリア語を学びやすくなるのでした。このように、ヨーロッパの主要言語には大きく3つのグループがあるということをおぼえておきましょう。
語幹(変化しません) 語尾(変化します) |
●学友会役員はこの1年間どんな仕事をしたのか?何にお金を使ったのか?
これらをことを学友会員であるあなた(文教生全員)の目で見て、耳で聞いて心で考えて下さい。
(『文教のちょっといいとこみてみたい』26号
(2000年11月2日)より一部無断転載) |
Was ist das? Das ist ein... Ist das ...? Ja, das ist ein... / Nein, das ist kein... |
Was ist das? Das ist ein Mann / eine Stadt / ein Bild. Der Mann / Die Stadt / Das Bild ist ..... |
Übungen (S.9)
I
1. Was ist das? Das ist eine Stadt.
2. Was ist das? Das ist ein Wagen.
3. Was ist das? Das ist eine Uhr.
4. Was ist das? Das ist ein Buch.
II【以下は一例です。他にもいろいろ組み合わせがあります】
1. Ist das ein Buch? Nein, das ist eine Uhr.
2. Ist das ein Bild? Ja, das ist ein Bild.
3. Ist das Bach? Nein, das ist Mozart.
4. Ist das Bach? Ja, das ist Bach.
III【以下は模範解答です。他にもいろいろ答え方があります】
1. "Wie ist das Bild? Ist es alt?" "Ja, es ist alt."
「この絵はどうですか?それは古いですか?」「ええ、古いです」
2. "Wie ist die Stadt? Ist sie klein?" "Ja, sie ist klein."
「この町はどうですか?それは小さいですか?」「ええ、小さいです」
3. "Wie ist der Mann? Ist er alt?" "Ja, er ist alt."
「この男性はどうですか?彼は年をとってますか?」「ええ、年をとってます」
4. "Wie ist die Frau? Ist sie schön?" "Ja, sie ist schön."
「この女性はどうですか?彼女はきれいですか?」「ええ、きれいです」
5. "Wie ist die Uhr? Ist sie gut?" "Ja, sie ist gut."
「この時計はどうですか?それは良いですか?」「ええ、良いです」
6. "Wie ist der Wagen? Ist er gut?" "Ja, er ist gut."
「この車はどうですか?それは良いですか?」「ええ、良いです」
辞書で動詞をさがすときの形。例えば lerne や lernt の不定詞は lernen 。 英文法でいう「原形」のこと。授業ではなるべく「原形」で説明します。 |
英語と違うのは、3人称だけでなく、1人称と2人称でも動詞の語尾が変わることです。
複数の主語については、とりあえずすべて -en で終わると考えておいて下さい。2人称(親称)複数 ihr「君たち」の動詞変化は、さしあたりおぼえる必要がありません。2人以上のドイツ人と親しくなってから、あらためて練習しましょう。
arbeiten「働く」など、教科書の微妙に異なるものもありますが、最初は気にしないで何度もしゃべってみることです(最後まで気にしないのは困りますが)。
Übungen (S.13)
I
Wo wohnt Herr Schmidt?
1. Herr Schmidt wohnt in Salzburg.
2. Herr Schmidt wohnt in Augsburg.
3. Herr Schmidt wohnt in Bonn.
4. Herr Schmidt wohnt in Berlin.
II【否定の nicht の位置に慣れるための問題です】
1. Arbeitet Herr Müller in Salzburg? Nein, Herr Müller arbeitet nicht in Salzburg.
ミュラーさんはザルツブルクで働いてるの? いや、ミュラーさんはザルツブルクでは働いていない。
2. Arbeitet er in London? Nein, er arbeitet nicht in London.
彼はロンドンで働いているの? いや、彼はロンドンで働いていない。
3. Arbeitet Frau Kunz in Hamburg? Ja, Frau Kunz arbeitet in Hamburg.
クンツさんはハンブルクで働いているの? うん、クンツさんはハンブルクで働いているよ。
4. Arbeitest du Wien? Nein, ich arbeite nicht in Wien.
君ウィーンで働いてる? いや、僕はウィーンでは働いてないよ。【主語が変わっているので注意!】
5. Studierst du fleißig? Ja, ich studiere fleißig.
君まじめに勉強してる? ああ、まじめに勉強してるさ。
III IV
【略】
Lektion4(前フリ)。
次回は haben と sein の人称変化を学びます。英語の have や be と同様に不規則なので、とにかく書いて発音しておぼえましょう。
動詞 sein だけは、複数でも wir sind, Sie sind, ... と形が変わります。なお所有代名詞 sein「彼の」とはまったく別なので注意!
授業でよく口にするかも知れないので憶えておくと便利かも知れない用語(参)
ドイツ語の文(肯定文や疑問文)では人称変化した動詞(定動詞)が かならず文の二番目の要素となる、ということを的確に、かつわざと わかりにくく語った用語。例えば
Heute regnet es in Hiroshima. In Hiroshima regnet es heute. (ただし、いくら『二番目』だからといって In regnet Hiroshima es heute. では意味がわからなくなるから×) |
Übungen (S.17)
I
Wessen Geburtstag ist heute?
1. Heute ist der Geburtstag des Vaters.
2. Heute ist der Geburtstag des Großvaters.
3. Heute ist der Geburtstag der Mutter.
4. Heute ist der Geburtstag der Schwester.
5. Heute ist der Geburtstag des Kind[e]s.
Was schenken Sie dem Vater?
6. Ich schenke dem Vater eine Krawatte.
7. Ich schenke dem Vater eine CD.
8. Ich schenke dem Vater ein Buch.
9. Ich schenke dem Vater nichts.
10. Ich schenke dem Vater eine Pfeife.
授業でよく口にするかも知れないので憶えておくと便利かも知れない用語(四)
格(英 case 独 Kasus)
文における名詞の相互関係をあらわすもの。 たとえば日本語の場合
この「が」「に」「を」などを格助詞と言います。 |
Übungen (S.17)
II
1. Morgen ist der Todestag der Großmutter. 「明日はおばあちゃんの命日だ」
2. Renate besucht das Grab der Großmutter. 「レナーテはおばあちゃんのお墓を訪れる」
3. Wessen Geburtstag habt ihr heute? 「君たち今日は誰の誕生日?」
Wir feiern heute den Geburtstag des Vaters. 「今日はパパの誕生祝いだ」
4. Was schenkt ihr dem Vater? 「君たちお父さんに何をあげるの?」
5. Wir schenken dem Vater ein Familienkonzert. 「パパにはファミリーコンサートをプレゼントするよ」
III
【略】
授業でよく口にするかも知れないので憶えておくと便利かも知れない用語(伍)
直接目的語(英 DO = Direct Object)
厳密に言うと、動詞に直接作用される文成分。 大雑把に言うと、「与える」など動詞が二つの目的語を持つときの「もの」。 直接目的語のみで使えることもある。その時は単に「目的語」。 間接目的語(英 IO = Indirect Object)
|
B.
1. Was sind Sie von Beruf? Ich bin Lehrer.
お仕事は?教師です。
2. Hast du morgen Zeit? Nein, morgen habe ich leider keine Zeit.
あしたひま?わるい,あしたは忙しい。
3. Seid ihr Studenten? Ja, wir sind Studenten.
あんたたち学生さん?ええ,学生ですが。
4. Hans ist krank. Er hat jetzt Fieber.
ハンスは具合が悪くて熱もある。
5. Er hat viel Geld. Er ist sehr reich.
彼にはお金がたんまりある。お金持ちってことだ。
【語幹母音が変化しないもの】
B.
1. Ich lerne Deutsch. Du lernst Französisch.
私はドイツ語を習ってるの。あなたはフランス語ね。
2. Was trinkt Frau Weber gern? Sie trinkt gern Wein.
ヴェーバーさんって何が好きなの?あの人はワインが好物。
3. Wartet ihr schon lange? Ja, wir warten sehr lange.
待った?うん,ずいぶん待った。
4. Tanzt Anna gut? Nein, sie tanzt nicht gut.
アナは踊りが上手?いや,それほどでもない。
5. Wo reist du? Ich reise in Europa.
どこに旅行?ヨーロッパを旅行するの。
C.
1. Sie spielt Klavier. Spielen Sie Klavier auch?
2. Wo arbeitest du? Ich arbeite in Hakata.
授業でよく口にするかも知れないので憶えておくと便利かも知れない用語(六)
語幹母音
または
幹母音
「授業でよく[中略]かも知れない用語(壱)」で説明した 「語幹」内の母音。たまに変化する。 fahren の -a- や geben の -e- がこれにあたる。 |
B.
1. Hier wohnt ein Mann. ( Der ) Mann heißt Hans Weber.
ここにある男が住んでいる。その男は名をハンス・ヴェーバーという。
2. Der Mann schenkt ( der ) Frau ein Buch.
その男は妻に本を贈る。【典型的な S+V+IO+DO の文型】
3. Sie schreibt ( dem ) Mann einen Brief.
彼女は夫に手紙を書く。【典型的な S+V+IO+DO の文型】
4. Hier steht ein Haus. Es gehört einem Arzt.
ここに家が立っている。それはある医者の家だ。
【動詞 gehören は常に3格の目的語をともない『~に属する』→『~のものである』という意味になる。英語でいう belong to ~ 】
5. Dort liegt eine Katze. Sie gehört ( der ) Tochter eines Arztes.
あそこに猫がいる。あれはある医者の娘の猫だ。
【 die Katze は性別に関係なく『猫』全般を指すが、本来は『雌猫』の意味。『雄猫』は der Kater 。また der Arzt は男性。女性なら die Ärztin になる】
授業でよく口にするかも知れないので憶えておくと便利かも知れない用語(七)
①所有代名詞
または
所有冠詞
早い話が英語でいう my や your や his や our や their など。 英語と違うのは、名詞の性や格にあわせて語尾が変化すること。 ②指示代名詞
|
Übungen (S.21)
I
II
1. Ja, ich fahre nach Wien.
2. Ja, ich fahre nach München.
3. Ja, ich fahre nach Paris.
4. Ja, ich fahre nach London.
5. Ja, ich fahre nach Rom.
6. Ja, ich fahre nach Haus.
III
1. Er fährt nach Tokyo.
2. Er fährt nach Wien.
3. Er fährt nach Salzburg.
4. Er fährt nach Haus.
5. Er fährt nach London.
Übungen (S.25)
I
1. Nein, sie liebt Hans nicht.
2. Renate liebt Friedel.
3. Ja, Hans liebt Renate.( er liebt sie. でもよい)
4. 【ご自由に】
II
1. Ja, ich liebe dich.
2. Ja ich liebe meine Eltern.
3. Ja, ich habe Geschwister.
III
1. Ich habe drei Geschwister.
2. Ich habe vier Geschwister.
3. Ich habe keine Geschwister.
4. Ich habe drei Geschwister.
IV
1. Eine Woche hat sieben Tage. 「一週間は七日」
2. Ein Tag hat vierundzwanzig Stunden. 「一日は二十四時間」
3. Alle Menschen werden Gebrüder (Brüder). 「人類皆兄弟船」(鳥羽一郎)
4. Er hat keine Eltern mehr. 「あいつにゃもうおやじもおふくろもいねえのさ」
5. Mein Vater hat immer keine Zeit. 「おやじはいっつも忙しい」
Lektion1
ドイツ語であいさつできますか?
-ei- や -eu- や -äu- や st- や -ig のつづりを正しく読めますか?
Lektion2
名詞の性にあわせて正しい定冠詞を選べますか?
不定冠詞と定冠詞の違いは?
Lektion3
動詞を主語にあわせて正しく人称変化できますか?新しく出た動詞を辞書で引けますか?
ドイツ語の疑問文が書けますか?
ドイツ語で自己紹介できますか?(氏名、住所、出身、職業など)
Lektion4
動詞 haben と sein の人称変化を正しく書けますか?
定冠詞 der の格変化をいろいろな名詞で正しく書けますか?
不定冠詞 ein の格変化をいろいろな名詞で正しく書けますか?
「これは○○の☆☆だ」とか「今日は◎◎の△△」という文をドイツ語で書けますか?
Lektion5
動詞 fahren や geben や helfen や wissen などの人称変化が正しく書けますか?
「これは私の☆☆だ」という文をドイツ語で書けますか?
Lektion6
すべての人称代名詞を見分ける/書き分けることができますか?(例えば Sie と sie や ihm と ihn と ihr)
基本的な名詞の単数形を書けますか?
または、名詞の複数形からもとの形(単数形)を作れますか?
月名と曜日名をドイツ語で書けますか?
usw.
ドイツ語Ⅲ
第1講/第2講/第3講/第4講/第5講/第6講/第7講/第8講/第9講/第10講/第11講/第12講/第13講/ 試験の前に
Übungen1
2
1. Trinkst du gern Bier?
「ビール好き?」【 Bier があるから『飲む』は明らか。主語は du 】
2. Ihr spielt oft Tennis.
「君たちはよくテニスをするね」【 ihr は授業ではほとんど扱っていないが du の複数形】
3. Er heißt Thomas Braun.
「彼はトーマス・ブラウンです」【 ist も使えないことはない】
4. Heute ist Sonntag.
「今日は日曜日だ」【本来は Heute ist es Sonntag. だが、非人称主語 es は省略。英語 Today is Sunday. と同じ】
5. Wohin fahren wir heute?
「今日はどこに行こうか?」【 wohin『どこへ』、wo『どこ』、woher『どこから』の使い分けは必ずおぼえよう】
Übungen2
2
1. Das ist eine Stadt. Die Stadt heißt Aachen.
「ここは町です。この町はアーヘンといいます」【 Stadt が女性名詞であることを知っていれば問題なし】
2. Hast du einen Bruder? Nein, ich habe eine Schwester.
「君には兄弟がいるの?いや、姉/妹が一人いる」
【日本語の感覚にだまされないこと。「兄弟を持っている」だから ein Bruder(主語)ではなく einen Bruder(目的語)】
3. Gehört der Wagen dem Mann? Nein, er gehört der Frau.
「その車はあの男の人のですか?いや、それはあの女性のです」
【辞書を引くべし! 『gehören +3格』で『~に属している、~のものである』】
4. Der Lehrer fragt den Schüler, und der Schüler antwortet dem Lehrer.
「先生は生徒に質問し、生徒は先生に答える」
【これも日本語『~に尋ねる』の感覚に引きずられそうになる前に辞書を引きましょう。fragen の目的語は4格】
5. Ich schenke der Mutter eine Tasche.
「私は母にバッグをプレゼントする」【典型的な『授与の動詞+3格(ひと・間接目的語)+4格(もの・直接目的語)』のかたち】
ところで(以下、授業参加者の一部しかわからない話題→)ムーミンでおなじみ「スナフキン」は原語(スウェーデン語)では Snusmumrik( Snuffkin は英語名)、「おしゃまさん」は Too-ticki、そして「ニョロニョロ」はhattifnatt です。ちなみに日本で「ノンノ」だの「フロレンス」だのと呼ばれているのは Snorkfröken で、「スノークのお嬢さん」という意味しかありません。
Übungen3
1
1. die Bäume ← der Baum (男)木
2. die Gräber ← das Grab (中)墓
3. die Münzen ← die Münze (女)硬貨
4. die Kirchen ← die Kirche (女)教会
5. die Babys ← das Baby (中)赤ん坊 【これは外来語で、もとは英語】
3
1. Wie viel Kirchen gibt es hier? Hier gibt es zehn Kirchen.
2. Wie viel Kinos gibt es hier? Hier gibt es nur ein Kino.
【よく見ると『ひとつだけ』なので、答えは単数形のままでよい】
3. Wie viel Banken gibt es hier? Hier gibt es zwei Banken.
【 die Bank はここではたぶん『銀行』ですが、『椅子』の時は複数形が異なります。調べてみましょう】
4. Wie viel Kirchen gibt es hier? Hier gibt es vier Universitäten.
5. Wie viel Kaufhäuser gibt es hier? Hier gibt es drei Kaufhäuser.
【"Kaufhaus" を辞書で引こうとしたそこのあなた!"Kauf + Haus" だから das Haus の複数形を知っていれば充分】
Übungen3
2
1. Sprichst du auch Deutsch? 「君もドイツ語できるの?」
2. Sprich bitte langsam! 「ゆっくり話して」
【du sprichst → Sprich! となる。Sprechen ではない。その場合 Sprechen Sie bitte lagsam! で主語は省略できない。】
3. Tut mir leid, das weiß ich leider nicht. 「すみません、それは知りません」
【wissen の変化と共に、語順にも注意。目的語+動詞+主語…となっている】
4. Wohin fährst du morgen? 「明日どこ行く?」
5. Bitte rufen Sie die Polizei! 「警察を呼んで下さい!」
Übungen3
1
1. Wir suchen den Ball. Wer hat ihn / es / den / das?
「私たちはボールを探している。誰がそれを持っているの?」
【den Ball が男性名詞だから、本来は代名詞も男性 ihn『彼を』。しかし実際には中性 es 『それを』でも問題ない。また人称代名詞のかわりに冠詞をそのまま指示代名詞として使ってもよい。その場合、男性名詞なら den だが、中性 das でも誤りではない】
2. Hilfst du mir, Peter? Ja, ich helfe dir.
「ペーター、僕を手伝ってくれないか?いいよ、君を手伝おう」
【日本語「私を助ける」「君を助ける」から4格を想像しがちだが、helfen の目的語は3格なので注意!】
3. Wie gefällt Ihnen der Film? Er gefällt mir / uns gar nicht.
「あなた/あなた達この映画は気に入った?それは全然私/私たちの気に入らない」
【gefallen は『気に入る』人間が3格の目的語で、『気に入られる』ものが主語。問いの答えを直訳すると「それは私に全然気に入らない」となる。
Er は「彼」でなく der Film「その映画」をさす。また Ihnen を『あなた』と見るか『あなた達』と見るかで、答えが少し違ってくる】
4. Ich kenne Peters Frau nicht. Kennst du sie?
「僕はペーターの奥さんは知らないんだけど。君は彼女を知ってる?」
【問うているのは『ペーター』じゃありません、『ペーターの妻』です。よく注意して読むこと】
2 【それぞれの動詞を辞書で調べること】
1. Im Urlaub fliegen wir nach Spanien. 「休暇はスペインに(飛行機で)行こう」
2. Komm doch mal zu uns! 「とりあえず僕らのところにおいでよ」
3. Wir fahren an die Ostsee zum Baden. 「バルト海へ泳ぎに行く」
【ここは nach ではない。前置詞のあとが die Ostsee と4格になっているのもヒントになります】
4. Oft gehe ich zu Fuß in die Stadt. 「よく歩いて町へ行く」
【3.と同じ。前置詞のあとの die Stadt は4格】
動詞 gefallen「気に入る」の使い方、ふたたび。
Übungen5
2 【nicht の位置は多少自由ですが、ここでは最も自然な語順にしています】
1. Das Buch gefällt mir nicht.
「この本は気に入らない」
2. Er hat keinen Hunger.
「あいつ腹は減ってないよ」
【名詞 Hunger を否定する kein は不定冠詞 ein と同じ位置、同じ格変化】
3. Kommen Sie heute nicht?
「今日来ないの?」
4. Diese Kirche ist nicht alt.
「この教会は古くない」
【形容詞を否定する時はすぐ前に置く】
5. Wir haben kein Auto.
「うちに車はない」
Lektion5。この課のポイントは所有代名詞の使い方ですが、もう説明する必要ないでしょ?
ちょうどドイツ語Ⅰの授業で説明しているのでそちらをご覧下さい。
Übungen5
1
前列左が私の父、そのとなりが私の母。そのすぐ右が私のおばのアナ、私の母の姉[妹]です。
うしろに立ってるのが私の兄のペーター、そして彼の妻のマリア。私の兄の娘さんも、すぐ前の列の右側にいます。すぐ前に寝ているのが私たちの犬、これも家族の一員です。
さて私はどこでしょう?【正解 後列左、オレンジの服を着た女性】
②分離動詞かも…じゃ動詞は fängt だから
Ich glaube, jetzt fängt das Glockenspiel "Der Meistertrunk" an.
③すると分離する前の形は an + fängt だから
anfängen
④待てよ?この ä は、たまたま人称変化でついてるだけかも(ich fahre, du fährst みたいに)…辞書で調べてみると
anfangen「始める、始まる」
分離動詞を使って文を書くときは (i) 分離した前つづり(an, auf など)を文末に置く (ii) 残った動詞を主語にあわせて人称変化させる 初心者は特に(ii)を忘れがちなので注意。
Übungen6
1
日曜日、ショウコは遅く起きてゆっくり朝食をとりました。午前中は自分の部屋を掃除しました。それから友だちに電話しました。二人は【注意!sie で始まっているが、動詞が isst でなく essen なので主語は複数】レストランでいっしょに昼食をとりました。そのあとショウコは町で【in der Stadt 前置詞の格支配に注意!】買い物をしました。夜はテレビを見て、早めに眠りました。
Übungen6
2
1. dass(旧正書法 daß でも可)
「家にいるんじゃないかな」
2. Obwohl
「病気だったのに働いていた」
3. wenn
「おひまなら電話ちょうだい」
4. weil
「喉が渇いていたのでビールを一杯飲んだ」
3 【道案内の部分のみ日本語訳】
Erinnerst du dich?
ほぼすべての文法項目は昨年度教科書「とっても欲ばりなドイツ語教科書」で既習。再確認せよ。
Lektion1
動詞の人称変化が正しく書けますか?
動詞 sein の人称変化が書けますか?sein を使った文を理解できますか?
Lektion2
基本的な名詞を正しい定冠詞/不定冠詞の形といっしょに書けますか?
名詞の格(特に3格と4格)を正しく書き分けられますか?
動詞 haben の人称変化が書けますか?haben を使った文を理解できますか?
Lektion3
基本的な名詞の単数形を書けますか?
または、名詞の複数形からもとの形(単数形)を作れますか?
fahren や heißen や sprechen や sehen や wissen などの人称変化が書けますか?
「es gibt+4格」をもちいた文を理解できますか?自分で書けますか?
Lektion4
すべての人称代名詞を見分ける/書き分けることができますか?(特に3格と4格)
「町に住んでいる」と「町へ行く」を同じ前置詞を使って書き分けられますか?
基本的な前置詞の意味とそれぞれの「格支配」がわかりますか?
Lektion5
定冠詞 der の変化にならって指示代名詞 dieser や人称代名詞 mein の変化が書けますか?
不定冠詞 ein の変化にならって否定代名詞 kein の変化が書けますか?「時間がない」とドイツ語で言えますか?
Lektion6
分離動詞 ansehen や anfangen や aufstehen を使った文が書けますか?
Ich glaube, dass dieses Fest den Leuten viel Spaß macht. ってどういう意味?
おまけ
基本的な数詞を読めますか?
usw.
ドイツ語Ⅱ
第1講/第2講/第3講/第4講/第5講/第6講/第7講/第8講/第9講/第10講/第11講/第12講/第13講/ 試験の前に
①前置詞によってうしろの名詞の格が決まっている(たいていは3格か4格);
Übungen (S.29)
I
まずは本などに載っている名訳です;
さびしく暮れ行く
ラインの流れ
入り日に山々
赤く映ゆる
風は冷たく日は暮れて
ラインは静かに流れる
山のいただきは輝く
夕日の輝きで
II
1. Woher kommt der Rhein? Er kommt von der Schweiz.[ aus der Schweiz も可]
2. Der Rhein fließt in den Bodensee.
3. Am Rhein ist es sehr romantisch.
4. Für Europas Wirtschaft ist der Rhein sehr wichtig.[ Europas Wirtschaft は無冠詞]
5. Auf dem Rhein fahren sehr viele Schiffe.
6. Und im Rhein leben viele Fische.
III
1. Bitte, legen Sie die Zeitung auf den Tisch!
2. Wo liegt jetzt die Zeitung? Sie liegt auf dem Tisch.
3. Was legen Sie auf den Tisch? Eine Zeitung.
4. Wo steht der Tisch? Der Tisch steht im Zimmer.
授業でよく口にするかも知れないので憶えておくと便利かも知れない用語(八)
前置詞の格支配 (英government 独 Regierung)
何のことはない、前置詞のうしろの格はそれぞれ決まってるよ ということを、あえて難しく言っているだけです。 なぜこんな日本語を使うかは、英語とドイツ語の訳↑を見ればわかるでしょ? |
lernen → lern- → lernte 【英語 learn → learned ただしイギリス英語 learnt 】
現在形 | 過去形 | |
lerne | lernte | |
lernst | lerntest | |
lernt | lernte | |
lernen | lernten |
ご覧の通り、過去形の1人称と3人称にはあらためて語尾をつける必要がありません。ついでに、教科書に表が載っていない不規則変化も見ておきましょう;
kommen → kam 【変わっているのは語幹母音 -a- 。英語 come → came 】
現在形 | 過去形 | |
komme | kam | |
kommst | kamst | |
kommt | kam | |
kommen | kamen |
geben → gab 【変わっているのは語幹母音 -a- 。英語 give → gave 】
現在形 | 過去形 | |
gebe | gab | |
gibst 【×gebst】 | gabst | |
gibt 【×gebt】 | gab | |
geben | gaben |
fallen → fiel 【変わっているのは語幹母音 -ie- 。英語 fall → fell 】
現在形 | 過去形 | |
falle | fiel | |
fällst 【×fallst】 | fielst | |
fällt 【×fallst】 | fiel | |
fallen | fielen |
sein → war 【英語 was または were 】
現在形 | 過去形 | |
bin | war | |
bist | warst | |
ist | war | |
sind | waren |
haben → hatte 【 habte じゃないので注意。英語 have → had 】
現在形 | 過去形 | |
habe | hatte | |
hast 【×habst】 | hattest | |
hat 【×habt】 | hatte | |
haben | hatten |
Übungen (S.33)
I
1. Nein, ich bin noch nie in Wien gewesen.
2. Nein, ich bin noch nie in Salzburg gewesen.
3. Nein, ich bin nicht öfters in Berlin gewesen.
4. Nein, ich habe noch keinen Kaiser in Wien gesehen.
5. Nein, ich habe den Arzt nicht besucht.【 keinen Arzt とは言わない】
II
1. In der Schule lernte ich Englisch.
2. Er rauchte viel Zigaretten.
3. Das war nicht gesund.
4. Er starb früh. Aber seine Frau lebte lange.
Übungen (S.33)
III
1. In der Schule habe ich Englisch gelernt.
2. Er hat viel Zigaretten geraucht.
3. Das ist nicht gesund gewesen.
4. Er ist früh gestorben. Aber seine Frau hat lange gelebt.
Übungen (S.33)
IV
1. In der Schule werde ich Englisch lernen.
2. Er wird viel Zigaretten rauchen.
3. Das wird nicht gesund sein.
4. Er wird früh sterben. Aber seine Frau wird lange leben.
Quiz (S.32)【これは自分で調べてみましょう】
Übungen (S.37)
I
1. Nein, hier darf man nicht rauchen.
2. Nein, hier darf man nicht parken.
3. Ja, ich kann schwimmen.
4. Ja, ich muss schon nach Haus gehen.
5. Ja, ich will mit Ihnen tanzen gehen.
II
Der Chef: Frau Groth, können Sie mit mir ins Theater gehen?
「グロートくん、一緒に劇場へ行かないか」
Fr.Groth: Ja, ich will schon, aber ich kann nicht.
「はあ、行きたいんですけど、行けないんです」
Der Chef: Warum können Sie nicht gehen?
「どうして行けないんだね」
Fr.Groth: Ich darf nicht.
「行っちゃだめなんです」
Der Chef: Wieso dürfen Sie nicht?
「なんで行っちゃだめなんだね」
Fr.Groth: Ich muss zu Hause bleiben.
「うちにいないといけないんです」
Der Chef: Warum müssen Sie zu Hause bleiben?
「だからどうしてうちにいないといけないんだね」
Fr.Groth: Mein Mann liegt krank im Bett.
「夫が病気で寝てるんです」
III
1. Er kommt nicht, weil er krank ist.
2. Sie bleibt zu Haus, wenn es regnet.
3. Es ist nett, dass Sie pünktlich kommen.
発展!④は次のようにも書きかえることができます。
買い物にありがちな会話 いろいろあるので好きなのをどうぞ
「いらっしゃいませ」(英 May I help you?)
Kann ich Ihnen helfen? 【英 Can I help you? 】
Kann ich Ihnen behilflich sein? 【動詞 helfen → 形容詞 behilflich 】
Was kann ich für Sie tun? 【英 What can I do for you? 】
Was darf es sein? 【どういたしましょうか】
「~が欲しいのですが」(英 I would like .....)
Ich möchte .....
Ich hätte gern .....
Haben Sie hier .....? 【~はありますか】
Übungen (S.41)
I
1. Ich möchte einen weißen Rock haben.
「私は白いスカートが欲しいのですが」
2. Renate kauft einen blauen Rock und eine blaue Bluse.
「レナーテは青いスカートと青いブラウスを買う」
3. Sie sucht etwas Modernes, findet aber nichts Gutes.
「彼女は何か今風なものを探したが、いいものは見つからなかった」
4. Herr Klee hat von einer jungen Dame diese rote Krawatte. Frau Klee wurde eifersüchtig.
「クレー氏が若い女性からこの赤いネクタイをもらったので、クレー夫人は妬いている」
5. "Die junge Dame" war ihre eigene Tochter, Renate.
「『若い女性』とは彼女自身の娘、レナーテだった」
II
1. Köln ist eine alte Stadt am Rhein.
「ケルンはライン河畔の古い都市です」
2. Bonn ist eine kleine Universitätsstadt.
「ボンは小さな大学都市です」
3. Renate öffnet die große Tür.
「レナーテは大きなドアを開けた」
4. Eine junge Verkäuferin kommt zu ihr.
「若い店員(女)が彼女のところに来た」【 ihr は sie の3格】
5. Renate kauft für den Vater eine rote Krawatte.
「レナーテは父親に赤いネクタイを買った」
III
1. Dort steht ein sportlicher Wagen.
「そこにあるのはスポーツカーだ」
2. Der Kölner Dom hat zwei spitzen Türme.
「ケルン大聖堂にはとがった塔が二つある」
3. Hier ist eine junge Frau.
「ここに若い女性がいる」
4. Da sitzt ein alter Mann.
「そこに老紳士が座っている」
Stille Nacht, heilige Nacht
Alles schläft, einsam wacht Nur das traute, hochheilige Paar, Holder Knabe im lockigen Haar, Schlaf in himmlischer Ruh'!(くりかえし) Stille Nacht, heilige Nacht!
Stille Nacht, heilige Nacht!
(J.Mohr)
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Übungen (S.45)
I
1. Der Zug fährt um 6 Uhr ab. 【abfahren】
「列車は6時に発車する」
2. Der D-Zug nach Hamburg fuhr um 12 Uhr ab. 【abfahren】
「ハンブルク行き普通列車は12時に発車した」
3. Der D-Zug nach Hamburg ist schon abgefahren. 【abfahren】
「ハンブルク行き普通列車はすでに発車していた」
4. Das Kino fing um 17 Uhr an. 【anfangen】
「映画は17時に始まった」
5. Renate fängt mit dem Studium an, wenn sie das Abitur gemacht hat. 【anfangen mit...】
「レナーテがから[大学の]勉強を始めるのは[高校の]卒業試験を終えた時だ」
6. Es hat schon angefangen zu regnen. 【anfangen】
「もう雨が降り始めていた」
7. Es ist schön, Sie hier unverändert anzutreffen. 【antreffen】
「おかわりなくて何よりです」【ここであなたに変わらないままで会うことは素晴らしい】
II
1. Wie geht es Ihnen? Danke, es geht mir gut.
「あなたはお元気ですか?どうも、私は元気です」
2. Wie geht es dir? Danke, es geht mir gut.
「君は元気かい?どうも、元気だよ」
3. Wie geht es euch? Danke, es geht uns gut.
「君たちは元気かい?どうも、私たちは元気さ」
4. Haben Sie mit dem Studium angefangen? Ja, .....
「[大学の]勉強は始められましたか?はい」
5. Haben Sie Lust, mit mir Kaffee zu trinken? Ja, .....
「いっしょにコーヒーでも飲みませんか?はい」
6. Regnet es? Ja, es regnet.
「雨が降ってるの?ええ」
7. Hat es schon angefangen zu regnen? Ja, .....
「雨が降り出したの?ええ」
Lektion7
主要な前置詞の意味と用法をおぼえていますか?
英語の前置詞と決定的に違う点はどこですか?ドイツ語で「家の前にいる」と「家の前に行く」の違いは何ですか ?
Lektion8
動詞の過去形や過去分詞の作り方がわかりますか?
不規則な過去形・過去分詞の主なものをおぼえていますか?不明な変化形に出会った時はどうやって調べますか?
ドイツ語の動詞の過去形を使うとき、注意しなければいけないことは何ですか?英語とどこが違いますか?
ドイツ語の現在完了形を使うとき、注意しなければいけないことは何ですか?英語とどこが違いますか?
「私はこのケーキが気に入っている」をドイツ語で書けますか?
Lektion9
主要な6つ(または7つ)の助動詞の原形と人称変化をおぼえていますか?
助動詞の意味を判別できますか?英語と同じ点、違う点はどこですか?
助動詞を含む文を書くとき注意すべきことは何ですか?英語とどこが違いますか?
Ich weiß nicht, warum er kommt heute noch nicht.(どうして彼が今日まだ来ないのかわからない)は間違いです。どこがどう間違っているのでしょうか?
Lektion10
[冠詞+]形容詞+名詞の格変化が正しく書けますか?なぜ形容詞は語尾変化するのですか?特におぼえなければならないのはどんな場合ですか?
ドイツ語圏の商店で店員とやりとりする決まり文句をおぼえていますか?
Lektion11
分離動詞 an|fangen や ab|fahren を使ってドイツ語の文を書けますか(現在・現在完了)?
ドイツ語の zu+不定詞を使うとき注意すべきことは何ですか?英語とどこが違いますか?
「ドイツ語の勉強は難しい」や「今日は寒い」をドイツ語でいえますか?
ドイツ語Ⅳ
第1講/第2講/第3講/第4講/第5講/第6講/第7講/第8講/第9講/第10講/第11講/第12講/第13講/第14講/ 試験の前に
Übungen7
1
1. Ich arbeite in Deutschland.
⇒ Ich will in Deutschland arbeiten.
2. Er kommt morgen wieder spät nach Hause.
⇒ Er wird morgen wieder spät nach Hause kommen.
3. Geben Sie mir bitte das Salz!
⇒ Können Sie mir bitte das Salz geben!
4. Wir fahren morgen nach Berlin.
⇒ Wir möchten morgen nach Berlin fahren.
2
1. Hier muss man nur 50 fahren.【主語は単数形 man 】
ここでは50キロまでしか走れない。
2. Autos müssen hier halten.【主語は複数形 Autos 】
車はここでストップ。
3. Hier darf man parken.
ここでは駐車してもよい。
4. Autos müssen jetzt anhalten.
[赤信号で]もう止まらなければならない。
5. Jetzt darf man weiterfahren.
[青信号で]もう走り出してもよい。
人名一覧(あえて原音に忠実にカナ書きしました)
動詞 einfallen の用法に注意。そもそも①これは分離動詞です。また②2人称と3人称で du fällst..... ein 、er/sie/es fällt..... ein と母音が変わります。
さらに③「私が思いついた」でも ich falle..... ein と書いてはいけません。これは gefallen などと同様「もの、こと」が主語です。したがって;
文教祭終了=あとのまつり特別企画「『ウィーン体制』とメッテルニヒとナポレオンとジャコバンとフランス革命とアメリカ独立戦争」
同じ宮殿でも事前に勉強して見なければただの「きれいなお城」なのです。ところでメッテルニヒあるいはメターニヒ(1773~1859)のフルネームってごぞんじ?クレーメンス・ヴェンツェル・ロタール・グラーフ・メターニヒ Clemens Wenzel Lothar Graf Metternich です。ついでに、日本の教科書にはたいてい顔が載っていないので、こちらでどうぞ(左写真)。
形容詞の語尾変化。
表があるからおぼえなさい。以上。
…ま、これじゃあ語学嫌いが増えるでしょうな。
大切なことは なぜ形容詞の語尾が変化する必要があるのか を自分の頭でちょっと考えてみることです。
よろしいか?(Alles klar?)
では、別室でゆっくり説明しましょう。こちらへどうぞ⇒⇒⇒形容詞の語尾変化
①冠詞もなにもないとき
guter Mann |
gute Frau |
gutes Buch |
gute Leute |
|
guten Mannes |
guter Frau |
guten Buches |
guter Leute |
|
gutem Mann |
guter Frau |
gutem Buch |
guten Leuten |
|
guten Mann |
gute Frau |
gutes Buch |
gute Leute |
②不定冠詞( ein )があるとき または人称代名詞( mein, dein, sein, Ihr, ..... )があるとき
ein guter Mann |
eine gute Frau |
ein gutes Buch |
meine guten Leute |
|
eines guten Mannes |
einer guten Frau |
eines guten Buches |
meiner guten Leute |
|
einem guten Mann |
einer guten Frau |
einem guten Buch |
meinen guten Leuten |
|
einen guten Mann |
eine gute Frau |
ein gutes Buch |
meine guten Leute |
③定冠詞( der )があるとき または指示代名詞( dieser, jener, ..... )があるとき
der gute Mann |
die gute Frau |
das gute Buch |
die guten Leute |
|
des guten Mannes |
der guten Frau |
des guten Buches |
der guten Leute |
|
dem guten Mann |
der guten Frau |
dem guten Buch |
den guten Leuten |
|
den guten Mann |
die gute Frau |
das gute Buch |
die guten Leute |
A. 形容詞+名詞
大雑把に言うと定冠詞の語尾そっくり
(1) Ich habe großen Hunger.(...den Hunger)
(2) Ich habe großen Durst.(...den Durst)
(3) Er trinkt kaltes Bier.(..das Bier)
(4) Sie trinkt frische Milch.(...die Milch)
(5) Wir haben gute Freunde.(...die Freunde)
(6) Ich sehe gern deutsche Filme.(...diee Filme)
(7) Ich sehe gern französische Gemälde.(...die Gemälde)
B. 不定冠詞+形容詞+名詞
大雑把に言うと不定冠詞の語尾そっくり(中性を除く)
(1) Wir haben einen kleinen Garten.
(2) Wir haben ein kleines Haus.
(3) Wir haben eine kleine Garage.
(4) Er hat eine teure Stereoanlage.
(5) Er hat einen teuren Computer.
(6) Er hat einen teuren Sportwagen.
C. 定冠詞+形容詞+名詞
大雑把に言うと大した語尾ではない
(1) Dieser deutsche Wein isr sehr teuer.
(2) Dieses große Haus gehört dem Mann dort.
(3) Mögen Sie dieses deutsche Bier?
なお比較級・最上級についてはおおむね英語と同じです(不規則なものがあるのもまったく同じ)。違うのは、上記↑の通り、形容詞の語尾変化があるってことだけです。詳しくは次↓の練習問題で
Übungen8
1 ※ "ich möchte [bitte] ....." の使い方もおぼえてね。
1. Ich möchte bitte einen schwarzen Pullover.
2. Ich möchte bitte einen roten Rock.
3. Ich möchte bitte ein blaues T-Shirt.
4. Ich möchte bitte eine weiße Hose.
2
1. Die Donau ist länger als der Rhein.
ドナウはラインより長い。
2. Der Eiffelturm ist nicht so hoch wie das World Trade Centre.
エッフェル塔は世界貿易センター(嗚呼…)ほど高くない。
3. Die Zugspitze ist der höchste Berg Deutschlands.
ツークシュピッツェはドイツで一番高い山です。
4. Heute ist es viel wärmer als gestern.
今日は昨日より随分暖かい。
3【略】
Übungen9
1
1. Vorsicht, das Messer ist scharf. Schneiden Sie sich nicht!
気をつけて、ナイフは鋭いよ。切ら【あなた自身を切る】ないようにね。【前後関係から見て『指を切る』】
2. Freust du dich schon auf die Ferien?
もう休暇が待ち遠しい【君自身を楽しませる→楽しい/楽しみにする】かい?
3. Draußen ist es kalt. Zieh dir doch schon den Mantel an!
外はとても寒いよ。ほらコートを着なさい【君自身にコートを着せる】。
[参考 Zieh dich doch schon warm an!
『あたたかい服装をしなさい』]
4. Das Kind spielt mit der Kerze und verbrennt sich den Finger.
子どもが蝋燭で遊んでいて指を火傷【彼自身を焼く】した。
2【 um は必ずしも必要ない】
1. Ich beeile mich, um den Zug zu erreichen.
列車に間に合うために急ぐ【私自身を急がせる】。
2. Sie fährt in die Stadt, um Einkäufe zu machen.
彼女は買い物をしに町へ行く。
3. Ich fahre in den Ferien nach Deutschland, um mein Deutsch zu verbessern.
ドイツ語を上達させるために休暇はドイツへ行く。
4. Wir gehen einmal pro Woche schwimmen, um fit zu bleiben.
健康でいるために週一回泳ぎに行く。
3
1. Es ist zwei Uhr dreißig 【2時30】/ halb drei 【3-1/2】.
2. Es ist neun Uhr fünfzehn 【9時15】/ Viertel nach neun 【9+1/4】.
3. Es ist drei Uhr fünfundvierzig 【3時45】/ Viertel vor vier 【4-1/4】.
Übungen10
1
2 【ぜ~んぶ複数形】
Vor vielen, vielen Jahren lebten auf unserer Erde Dinosaurier. Es gab unzählige verschiedene Arten. Manche liefen auf zwei Beinen, manche auf vier. Viele waren sehr groß und wogen bis zu 85 Tonnen. Manche aßen nur Pflanzen, andere auch Fleisch. Der Pflanzenfresser Stegosaurus hatten harte Platten auf seinem Rücken.
ずっとずっと昔、私たちの地球には恐竜が暮らしていた。数えきれないほどの種類がいた。二本足で歩くものもいれば、四本足で歩くものもいた。たいていは非常に大きく、体重が85トンにまで達した。草を食べるものもいれば、肉も食べるものもいた。草食動物であるステゴザウルスは、背中に硬い板(のようなもの)があった。
3 【省略!】
O Tannenbaum
wie grün sind deine Blätter. Du grünst nicht nur Sommerzeit, nein auch im Winter, wenn es schneit! O Tannenbaum, o Tannenbaum, wie grün sind deine Blätter. O Tannenbaum, o Tannenbaum,
|
Übungen11
1
Was haben Sie gestern gemacht? 昨日は何をしましたか?
1. Gestern habe ich die Zeitung gelesen.
昨日は(この)新聞を読んだ。
2. Gestern habe ich richtig ausgeschlafen.
昨日はぐっすり寝た。
3. Gestern bin ich zum See gefahren.
昨日は海へ行った。
4. Gestern habe ich meine Eltern besucht.
昨日は両親を訪ねた。
2
1. Die Universität Wien wurde 1365 gegründet.
ヴィーン大学は1365年に創設された。
2. "Mona Lisa" wurde von Leonardo da Vinci gemalt.
「モナ・リザ」はレオナルド・ダ・ヴィンチによって描かれた。
3. Die Berliner Mauer wurde 1961 gebaut und wurde 1989 abgerissen.
ベルリンの壁は1961年に建設され、1989年にとり壊された。
4. "Unterm Rad" wurde von Hermann Hesse geschrieben.
「車輪の下」はへルマン・ヘッセによって書かれた。
3
1. Krankenschwester 看護婦
2. Fotoapparat 写真機
3. weltbekannt 世界的に有名な
4. Hauptstadt 首都
5. Postkarte 葉書
6. Bürgermeister 市長
Lektion7
主要な7つ(または8つ)の助動詞の原形と人称変化をおぼえていますか?
助動詞を含む文を書けますか?英語とどこが違いますか?
Lektion8
冠詞+形容詞+名詞の格変化を正しく書けますか(特に1格と4格)。
「その赤いスカートが欲しい」をドイツ語で言えますか?
「ドナウ川はライン川より長い」「富士山は日本一高い山だ」「ビールが一番好き」などがドイツ語で書けますか?
Lektion9
Friedrich widmete sich den Künsten. や Preußen entwickelt sich zur stärksten Macht. を自然な日本語に訳せますか?「休暇が楽しみだ」「コートを着なさい」などをドイツ語で書けますか?
zu+不定詞を使って「列車に間に合うために急いだ」「ドイツ語を習うためにドイツへ行く」などをドイツ語で書けますか?
Lektion10
動詞の三基本形を自分で作れますか?英語とどこが違いますか?
sein や haben や fahren や abfahren や gehen や stehen や entstehen や studieren の過去・過去分詞を作れますか?わからないときはどう調べますか?
駅で Die Frau am Schalter sagte, dass der Zug nach München 15 Minuten Verspätung hat. と言われたら理解できますか?
Lektion11
現在完了の文を読めますか&書けますか?英語とどこが違いますか?
受動態の文を読めますか?英語とどこが違いますか?
9. November 1989(1989年11月9日)をドイツ語で発音できますか?
番外
次の地名・人名・料理名を発音できるようになりましたか?
1999年度講義概要
2000年度講義概要
2000年度期末試験
ちなみに広島大学の授業内容はここをクリック!
ドイツ語の新聞を読んでみるならここをクリック!
NHKの語学講座について知りたいならここをクリック!
(ドイツ語・スペイン語・イタリア語・フランス語・ロシア語・ハングル・中国語・英語)
本場のドイツ・ソーセージを食べてみたいならここをクリック!
うまいドイツビール(特に黒)を飲んでみたいならここをクリック!
(20歳未満はダメよ。一応)
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